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バンドマンとは付き合うな

バンドマンとは付き合うな

2012年

21,244字(64枚)

インディーズのロックバンドがたむろす汚い小箱。そこに現れた、フリル満点のお洋服に身を包み、お目目を輝かせてバンドマンを見つめる、三十超えの勘違い女。

ハンバーガーに似た顔のそいつを私たちは"バーガークイーン"と名付け、ウォッチし始めた……。

へや

へや

2011年

7,711字(21枚)

「あなたってトルソーみたいね」

そう言って私を買ったのは、服飾学校の同級生。
二人で始めたルームシェアに、一人の男子が紛れ込む。

三角関係なんて野暮。もっと鮮烈に胸を灼く、彼女と私の愛と諦念。

ロシアンガンジャ1 摩擦熱

ロシアンガンジャ1 摩擦熱

2009年

23,081字(66枚)

インディーズ・オルタナティヴ・ネタ・ロックバンド「ロシアンガンジャ」。

ベース・ボーカルの「皇帝」と、めちゃめちゃ手厳しいファンとの間の冷徹な愛。

「本当に好きなものなんて滅多に見つからない、だから見つけたら絶対なくさないようにしないといけない」。

ロシアンガンジャ2 副流煙

ロシアンガンジャ2 副流煙

2010年

29,446字(84枚)

一番人気のギターを何の躊躇も無しに選びとる弟。
「優等生」「聞き分けの良い長女」と言われ続け、一番欲しいものを選びとれなくなってしまった姉。
「いつまでもヒーローでいてくれよ。私は二十年間、あんたのファンなんだ」
嫉妬と羨望の中ステージを見つめ続ける、ロシアンガンジャ・ギター「ハンス」の姉の親族愛。

ロシアンガンジャ3 滑走路

ロシアンガンジャ3 滑走路

2010年

14,057字(39枚)

音楽を作る人間と、聴く人間との間には音楽があり、音楽しか無い。
ステージとフロアの永遠の距離。どうせ近づけないなら、思いっきり遠くへ行ってくれ。
バンド活動の転機を迎えたロシアンガンジャの重大発表ライヴ。
「その夜見えたのは、白く眩しい、ものすごく遠くへ飛んでいきそうな滑走路だったんだ」

platonic love, plastic love.

platonic love, plastic love.

2009年

10,566字(30枚)

若き王子と舞台女優の、(アンチ)ロマンチック・ラヴ・ストーリー。

オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』にインスパイアされた、アンチ童話でメタ童話な童話物語。

嘘つきバービー

嘘つきバービー

2009年

5,797字(16枚)

「ハンガーから垂れ下がるワンピースが絞殺体に見える」

ショッパホリックの女子が行き着く、ショーケースに入った不幸。

ラリる猫

ラリる猫

2008年

15,508字(44枚)

田舎の親戚の葬式。
久しぶりに会ったら、めっきり男っぽくなってしまった、高校生の従兄弟。
微妙に仲の悪そうな、再従姉妹のお姉さん二人。
親戚同士の心理戦。
傍観する、マセた女子中学生。と猫。

死体ごっこ

死体ごっこ

2008年

3,304字(9枚)

女子と男子、ベッドの上の心理戦。

死のレプリカを用いて、より愛を生かそうとする、女子高生の物語。

葬式ごっこ

葬式ごっこ

2008年

2,780字(8枚)

自分の葬式のことを考えると、わくわくする。
棺に納まった私の身体を、生きた私が俯瞰する。死んだ私は未だ19歳、可哀想に、これからもっと綺麗になって、素敵な恋をするはずだったのに、 ……というのは桐箱を囲むご親族のご意見、しかし死んだ本人はむしろ勝ち逃げ気分。
だって私の身体、これからくずれていくばかりだし、恋が素敵じゃなくなっていく様は、もう知っている。

プルメリア、カシスローズ

プルメリア、カシスローズ

2008年

18,252字(51枚)

私は全てをパッケージに包む。
可愛らしいものだけに囲まれた自分の部屋で、「ファッションも趣味も上を行く憧れの女の子」を演じる。
汚いものは、綺麗な容器に詰め替えて。

――インテリアと自己イメージに異常なこだわりをみせる、「お部屋女子」のお話。

作文模範少年

作文模範少年

2007年

9,968字(31枚)

「よーく思い出して書いてね」と先生は言うけれど、よーく思い出してなんか書いちゃいけないのだ。
真人君が土ってみみずのうんこなんだぜって言いながら泥だらけの手で古田さんを触ろうとして追っかけまわしたことや、
中川さんの弁当箱にリザードンの絵がついてて小六にもなってダサいなあと思ったことなんかは書いちゃいけない。


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